こんにちはゲストさん
中古スマホって、どんな流れで製品になるのかご存じですか?
みんなのスマホが誕生した、ロジスティックスセンター(所在地:岐阜県羽島市)へお邪魔しました。
①提携店や買取り依頼の個人のお客様からエアパッキンに包まれて送られてきます。
開梱して、目視により買取り金額がつくものと、ジャンクといって最低価格で買い取るものに分けます。買取り金額の査定に入る携帯電話は、外装に割れやヒビがないかを確認します。
②専用の機器を使って紫外線による除菌、消毒を行います。
③充電を行います。バッテリーがないものが多いです。
④手動により初期化を行い、見えるデータを消去します。
⑤アプリを使って検品します。
センサー類と光の強さ、カラー、音、マイク、スピーカーは異常や不具合があればアプリが知らせてくれます。側面のボタンやSIMカード挿入口の検査、おサイフアプリが使用されたものかを判断するのは人の手と目で判断します。特に液晶画面に光のムラがないかよく確認します。
⑥データ消去システムで完全にデータを消去します。この検査過程がとても重要です。
一度端末にランダムの数字を入れて上書き消去を行います。パソコン画面にデータ消去中のバーが出ますので、それが終了すると完了画面になります。特に法人関係の売る側のお客様が気にされると思いますので、ログも確認できますし、必要であればデータ消去の証明も発行します。
⑦お客様へのご連絡で買取り金額が成立したものは製品化のためクリーニングに入ります。細かい部分までひとつひとつ女性目線で厳しく美しく仕上げます。
⑧専用の機械でテクニカルに撮影。在庫管理システムに登録したあと、オンライン販売の出品が完了します。
⑨ いよいよ出荷される中古携帯。納品書と一緒に綺麗な状態でお客様の手元に届きます。新品で購入する時のようにiphoneのボックスに入った状態の製品もあります。
約30項目の検査を経た中古携帯はランク付けされ、価格が表示されて機種別に整然と並んでいます。